2016年2月21日

わかっちゃいるが暖冬だわ

西穂高岳と”にしほくん”

1年ぶりに奥飛騨に来ました。

暖冬と曇天で、昨年の様に圧倒的な北アルプスの雪景色は望めませんでしたが、去年みたいに雲一つない晴天は、この時期に日程決め打ちの旅としては運が良かったと思う。
今年雪が少ないのは、そりゃもうしょうがない。

それでもここへ来ると、ややモノトーン気味の景色も効果を上げるのか、壁のように立ち塞がる山の迫力が味わえた。

今回は先に白川郷に寄ってみました。





松本から奥飛騨(平湯)を超えて車で5時間少々・・
岐阜県の北西部で北陸にも近い白川郷に到着。
ここは合掌造りの古民家が有名な世界遺産。

ちょうど天気が良いタイミングで、陽に当たる庄川が綺麗です。



吊り橋を渡って奥へ進むと茅葺屋根の民家が並ぶ集落に入るが、観光地なので商いの店も多い。



奥に見えてるのは両白山地の北東にある山々ですね。
ここまで来ると白山もすぐ近く。


白川郷ですけど、雪に閉ざされた静かな村のイメージを持っていたのですが、人も多いし、どうも観光地色が強くてあまり長居せず・・(わたくしも観光客の一人なのだが)

雪が少ないのもイメージ合わなかった一因か。
きっと、しんしんと降る雪景色の方が絵になる所でしょう。
(しかも人の少ない朝一番か夕方がいいと思います)


再び奥飛騨に向かう。
丁度お昼ごろ あそこの近くに来ました。
今年も 手打ち蕎麦 明郷 に寄らせてもらう。

今年は大盛りを注文
蕎麦つゆが薄めの味付けなので好みは分かれそうですが、僕は好きです。
ごちそうさまでした。


そして新穂高ロープウェイへ
去年は第1ロープウェイが運休で第2ロープウェイから乗りましたが、今年はきっちり第1ロープウェイから乗りますよ。



ん〜〜
たまに青空も出るけど、山の上は見えない・・



展望台に到着すると全面曇天になっちゃいました。
西穂高も雲の中なので、勿論槍ヶ岳は見えません。



笠ヶ岳も雲の中
ただ、目の前は谷から一気に2000m標高差がある。
雪が少ない代わりに陰影のある感じがとても迫力ありますよ。
第2ロープウェイは笠ヶ岳側の景色が見える場所に陣取るのがオススメです。
下から出発すると、まず目の前の壁に感嘆する。


せっかく来たから、千石園地を歩きましょう。
雪少ないけど乾いた雪で、ギュッギュッって音が心地よい。
この先に行きたい気持ちを抑え・・・


播隆上人の指が示す方角は・・
残念ながらよく見えません。


ロープウェイで降り始めると、少し雲が薄くなってきました。
これから向かうのは下に見える中尾高原


鍋平園地に寄ってみる。
青空が出てきた。(もう少し早ければ・・・)


錫杖岳(しゃくじょうだけ)の岩山がいい感じです。



ヘリポート側に行くと、焼岳の山頂までよく見えた。




まだ時間に余裕があったから、一度 道の駅 上宝 へ行って休憩してから戻ってきたけど、
かなり西穂の上の方まで見えるね。



さて、お宿に到着。
中尾高原の奥の方にある 中尾平 さんです。


お洒落なエントランス

まずは座ってお茶とりんごの羊羹を頂く。
美味しいね



これまた素敵なお部屋に案内して頂いたら、さっそく温泉へ。
内風呂4つと露天風呂が2つ、すべて貸切ですよ。
(ちなみに、宿も一晩6組限定)

鍵を持って一番奥の露天風呂へ・・



Good!  実によい!


ここいいですね。
快晴の日の夜明けとか、絶景間違いなし。


落ち葉と共にゆっくり浸かるのも味わい深し。


間もなく日も暮れて・・



美味しい食事を頂きましょう。
今日のメインは飛騨牛ステーキよ!


少し酔いが抜けたら、再び奥の湯へ・・・・



翌朝

朝食のメニューのうち3品は夕食の時に選択しておいたものです。
奥にある厚揚げの炭火焼が表面カリカリになって美味しい。



いい宿に出会えました。
また訪れたいですね。


今日はこれから天気が下り坂という事で、どうやら雪でもなく雨・・・
大人しく帰路につきましょう。

では