2017年9月10日

西穂独標


西穂高岳 独標(どっぴょう) 標高2701mに登りました。
ギザギザの西穂高岳の中で、一番右の尖ったピークです(写真中央から やや右)

独標直下はちょっと緊張感のある岩場ですが、足の置き場は十分あるし、一歩一歩しっかり進めば大丈夫。

午前中は天気良くて良かったですよ。
8月の別山は登らず撤退したのもあって、なんかスッキリしたね。






今回も前日は安曇野泊
端っこの方とはいえ、穂高の山へ行くのだから穂高神社で安全祈願しとこうかな。


翌日は始発の新穂高ロープウェイに乗るため、宿を5時前に出発して国道158から奥飛騨へ向かう。

上高地へ向かう釜トンネル入り口の先で、子猿がウロウロしてた。
体長20cmくらいかな?


6時半 鍋平の登山者用駐車場に車を止める。
この時期の土日は、朝 第2ロープウェイの臨時便があって7時から運転しているが、天気もいいし朝から登山客がたくさん。
結局7時半の便になったが、しらかば平から第2ロープウェイに乗車した。
雲がかかっているけど、笠ヶ岳を見ながら上へ。
そういえば、ここは冬に観光でしか来たことないな。


2015年2月撮影
冬の晴れた日はホントに凄い景色



標高2156mの西穂高口で降りて展望台へ


左の奥に槍ヶ岳も見えますね。



今日の目的地 西穂独標を拡大。
なかなか険しいですよ。もう登ってる人が見えますね。



8時前 まずは 西穂山荘 目指して出発。



出発するとすぐに登山届出書の小屋があります。
(ワタシはWebで届けを出してるので、ここで改めて書きませんが)
おじさんが一人一人声をかけてくれる。
「今年は早い時間から雲が湧いてくるんだよ。朝晴れてても10時には雲湧いてくるし・・」 だそうです。
やっぱり山登りは早出だな。


樹林帯の中を進むと、たまに西穂が見える。
今の所は好天



道は丁寧に石が置いてあり、段差が小さくて歩きやすい。
気温は15℃以下だと思うが、風がなくて暑いな。
早くも汗だく・・


周囲が開けると、西穂山荘がみえてきた。



ここまで来れば、長野側が見えますね。霞沢岳もよく見える。


9時前 西穂山荘(標高2367m)に到着。
コースタイム1時間半だけど、1時間くらいで来れました。


とりあえずタオルで汗拭いて・・少し休憩。
この先は一旦急登があるので、ストックをしまってから出発。


アザミとかトリカブトとか、まだ綺麗に咲いてます。




山荘から先は、まず大きな石を両手使って登る。
難しい所はないし、それほど時間かかりません。



少し高いところに来ると、上高地側や焼岳が見える。
グリーンな大正池もよく見えた

ここのところ焼岳は火山活動が活発ぎみですが、どうでしょう?


もう少し先に行くと、右に前穂高や明神岳が見えてきました。



9時半 丸山到着。
山荘から15〜20分ぐらいで来れるし、天気よければここでもスケールの大きい展望が楽しめますよ。



丸山から先はガラガラのガレ場をひたすら登る。
どこ歩いても石が動くので、ゆっくりヒタヒタと・・・


歩いて来た道を振り返る。



だいぶ独標が近くなってきましたね。



双六岳がよく見えるぞ。
いつか行きたい 双六岳 



霞沢岳を背に大正池から明神まで上高地が一望。


いよいよ岩場になってきた。
ストックとカメラバッグをザックに収納し、両手フリーかつ足元が見やすい状態にする。



丁寧に歩きましょう。



左に落ちない様に・・


あの上へいくぞ。


最後の数メートルは攀じ登る感じですが、ステップが細かくあるし傾斜もあるから(垂直じゃないという意味で)、しっかりした場所に足を置いて登れば大丈夫。
登りながら岩越しに見る青空が綺麗です。(写真撮る余裕はないが)



10時半過ぎ 
西穂高岳 独標 2701m 登頂!
”11峰”は 西穂高岳山頂から数えて11個目のピーク


隣のピラミッドピークから西穂高岳・奥穂高岳に向かって、ずっとギザギザ。
 ジャンダルムもかろうじて見えるかな?


雲に隠れてますが、奥穂高から前穂高にかけて


今のぼくが来れるのは独標まで。
この先 西穂山頂までなら一般ルートですが、難易度も高くなるから気軽に行けない上級者向き。ヘルメット姿の人が多いのは穂高らしいですね。


独標の上は人がたくさんで、狭いからあまりのんびりしていられない。
岩場で渋滞する前に降りることにしよう。


気がつくと笠ヶ岳の山頂まで見えていた。(左の笠っぽい形)



丸山を過ぎて独標側を振り返る。
だんだん雲が濃くなってきたかな?



12時頃 西穂山荘到着。



山荘に着いたら、もう一つのお楽しみ。
西穂らーめん食べよう♪
しょうゆ と みそ があって、今回は みそ


てぬぐい購入



13:24  西穂高口に戻ってきました。


これも買っとこう



ということで、
晴れて良かった 西穂独標。

帰りのロープウエイからは、すでに曇ってて見えなかった・・・

では